株式会社 MOAファーム代表取締役社長
JAあしきたサラたまちゃん部会部会長
JAあしきたサラたまちゃん部会部会長
田畑 和雄
「佐賀県産の玉ねぎが出回らない時期に出荷できる早生(わせ)種を探したのが最初。収穫後、生のままスライスして醤油で食べたら、驚くほどうまかった。玉ねぎの本当のおいしさを、玉ねぎに教えられたと思ったよ」。
"芦北・水俣の野菜だからこそ、安心だと思ってもらえるように"。「生産者全員が同じ目標でがんばった」と胸を張る田畑部会長。
厳しい生産基準によって、『サラたまちゃん』は安心だけでなく、抜群の甘味やみずみずしさ、生でも調理しても味わい深い肉厚な品質を誇ります。
熊本県南部(水俣・芦北地域)の温暖多雨な気候と不知火海の優しい潮風、そして生産者の情熱によって作られている「サラたまちゃん」。
昭和36年に水田裏作の麦に代わる安定的な作物として玉ねぎ生産が水俣市で始まりました。
昭和43年、水俣市農協に「たまねぎ生産部会」が設立されて以来、順調に部会員・栽培面積ともに増加し、昭和57年には15haを突破し県の指定産地に!!
平成5年には、水俣市・津奈木町・芦北町の1市2町の農協広域合併により「JAあしきた玉葱部会」が発足し、平成7年4月の「JAあしきた玉葱選果場」完成に伴いさらに栽培面積拡大に拍車がかかりました。
平成8年度には、国の指定産地を受けるまでとなり、平成10年には第3回全国環境保全型農業コンクールで農林水産大臣賞を受賞。「サラたまちゃん」が商標登録され、本格的に関東方面への出荷も始まりました。水俣・芦北地方の風土が作り出した奇跡の味「サラたまちゃん」の誕生です。
平成13年の「全生産者エコファーマー認定」を受け、現在、JAあしきたサラたまちゃん部会のみなさんの真心と情熱を込めて作られています。